
いつか自分の家が欲しいなぁ・・・。

家を購入した時にローン返済が心配。。。

自分の家を購入する際にかかるローンについて解説します
持ち家の購入時に必要な自己資金の金額
在宅ローンの融資限度額は、基本的に物件価格の8割以下とされています。
そのため、在宅を購入する際は、頭金として物件価格の2割を準備する必要があります。
それ以外にも在宅の登記費用や不動産取得税・登録免許税などの税金、引越し費用などの諸経費がかかり、これらの経費が物件価格の1割程度かかるものです。
そのため実際に持ち家の購入時に必要な自己資金は物件価格の3割を準備しなければなりません。
自己資金の準備方法
では、この自己資金の準備方法はどうすれば良いでしょうか。
ここでは2つの方法を紹介します。
- 貯金
- 財形住宅貯蓄
1つ目の貯金とは、言わずもがな毎月の収入に対して持ち家を購入する資金を貯める方法です。
これは、これから持ち家を購入しようとしている各ご家庭で行っていることだと思います。
では2つ目の財形住宅貯蓄とはなんでしょうか。
財形在宅貯蓄
財形在宅貯蓄とは、財形貯蓄制度を導入している企業の従業員に対して、給与から天引きという形で、在宅の取得や増改築を目的とした貯蓄を行うことです。
財形在宅貯蓄のポイントとしてまとめます。
- 一定の条件を満たせば、550万円まで利息に税金がかかることなく貯蓄することができます。
- 対象者は、勤労者財産形式促進法上の勤労者で、契約時の年齢が55才未満の方
- 1人1契約
- 一定の条件を満たせば、在宅の増改築の場合でも払い出しを行うことが可能
このように持ち家を購入するにあたり、企業がバックアップしてくれる場合もあります。
では、実際に自己資金を準備して購入した際の在宅ローンについて説明します。
在宅ローンの種類
主に在宅ローンは2つの種類があります。
- 財形在宅融資
- フラット35
財形在宅融資
財形在宅融資とは、財形貯蓄を行っている場合において、一定の条件を満たしている時に購入価格の90%以内(貯蓄残高の10倍以内で最高4,000万円まで)の融資を受けることのできる公的ローンになります。
財形貯蓄には、一般財形貯蓄・財形在宅貯蓄・財形年金貯蓄の3つがありますが、どの財形貯蓄を行っている場合でも、財形在宅融資を受けることができます。
- 金利:5年の固定金利
- 融資金額:財形貯蓄残高の10倍以内(最高4,000万円)、購入価格の90%以内
- 融資条件:1年以上継続して積立てを行っていて、財形貯蓄残高が50万円以上であることなど
フラット35
フラット35は、民間の金融機関と在宅金融支援機構が提携して、提供している長期固定金利型の住宅ローンです。
- 金利:固定金利(融資実行日の金利を適用)
- 最高:8,000万円、購入価格(または建築資金)の100%(融資割合が90%を超える場合は高い金利になる)
- 返済期間:最長35年(完済時の年齢は80才以下)
- 融資条件:本人が住むための在宅であること、申込日現在で70才未満であること
- その他さまざまな条件があります。
他にも様々な種類のローンがあるので自ら調べる必要があります。
在宅ローン金利
在宅ローン金利には、主に3つの種類があります。
固定金利型
在宅ローンの申込み時や実行時の金利が返済終了まで変わらず適用されるローンです。つまり、支払い終わるまで金利が一定なのです。
ある程度、将来における収入の変動が少ない場合に有利にはたらいてくれるのが固定金利型です。
ライフプランなどを立てる際に、将来設計がより具体的になるメリットがあります。
ライフプランの立て方についてこちらに詳しく説明しています。
https://middle.openlab.co.jp/lifeplan-making/変動金利型
市場の金利の変動に応じて金利が変動するローンです。この種類は、半年ごとに金利が見直されます。
金利が変動することによって新型コロナウイルス などいつ起こるかわからない経済不況時に臨機応変に対応することができます。
固定金利選択型
こちらの種類は、返済期間の初めのうちは固定金利で、固定金利期間が終了した後、固定金利型か変動金利型かを選択できるローンです。
固定金利期間が長いほど、固定金利期間の金利は高くなります。
以上が主な在宅ローンの種類になります。
在宅ローンの返済方法
在宅ローンに申し込んだ後、実際の返済方法について説明していきます。
在宅ローンの返済方法は主に2種類あります。
元利均等返済
こちらは、毎回の返済額(元金と利息の合計額)が、一定の返済方法のことをいいます。

元金均等返済
毎回の返済額のうち、元金部分が一定になる返済方法です。

返済が進むとローン残高が減るため、利息も減ることになります。
つまり、返済期間が経過するにつれて、毎回の返済額が減少していきます。
ポイントとしては総返済額は元利均等返済の方が大きくなります。
ただ、場合によりけりなので、返済方法を選ぶときは、現在の収入やこれからの収入も考慮に入れて、相談した方が良いです。
持ち家を購入する際はいろんな方法があるので自分にあったローンを見つけてください
今回紹介したローンの種類や返済方法はあくまでも一般的な方法になります。
いつかは自分の持ち家を持ちたい。
そう考えている方が多いと思いますが、まずは現在の収入を把握してライフプランを立ててみてください。
そこから必要資金やローンの組み方が見えてくると思います。
さらにここでは説明を省きましたが、ローンの返済方法にも繰上げ返済や在宅ローンの借換えもあります。
こちらも検討してみてはいかがでしょうか。
最適なローンで夢の持ち家を手に入れてくださいね。