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詳しく知りたい!公的年金(老齢厚生年金)

前回は老齢基礎年金について紹介しましたが、今回は公的年金の老齢厚生年金について紹介していきます。

厚生年金から支給される老齢給付のうち、60歳から64歳までに支給される老齢給付を特別支給の老齢厚生年金、65歳以上に支給されるのを老齢厚生年金と言います。

特別支給の老齢厚生年金は、定額部分(加入期間に応じた金額)と、報酬比例部分(在職時の報酬に比例した金額)とに別れます。

目次

老齢厚生年金の受給用件

特別支給の老齢厚生年金と老齢厚生年金の受給用件は以下のようになります。

出典:マネーの達人
https://manetatsu.com/2017/08/100583/

特別支給の老齢厚生年金及び支給開始年齢の引き上げ

特別支給の老齢厚生年金は、老齢基礎年金の支給開始年齢が60歳から65歳に引き上げられたことによる混乱を避けるため、本来は65歳から支給すべき老齢厚生年金を、当面の間、65歳より前から支給することとしたものです。

そのため支給開始年齢は生年月日によって段階的に引き上げられ、最終的に65歳からの老齢厚生年金のみになります。

なお、支給開始年齢は男女で異なり、女性は男性よりも5年遅れで引き上げられます。

出典:くらしすと
https://kurassist.jp/nenkin_atoz/seido/kaisi/kaisi01.html

老齢厚生年金の年金額

特別支給の老齢厚生年金と、65歳からの老齢厚生年金の年金額の試算方法は異なります。

特別支給の老齢厚生年金の年金額

特別支給の老齢厚生年金の年金額は、定額部分と報酬比例部分を合算した金額になります。

また、年金受給者に、一定の要件を満たした配偶者(64歳未満)はたは子供(18歳以下)がいる場合には、加給年金が加算されます。

老齢厚生年金の年金額

65歳に達すると、それまでの定額部分が老齢基礎年金に、報酬比例部分が老齢厚生年金に切り替わります。

しかし、当面の間、定額部分の額の方が老齢基礎年金の金額よりも大きいため、その減少分が経過的加算として補われます。

老齢厚生年金の繰上げ受給と繰下げ受給

老齢厚生年金の受給開始年齢は原則として65歳(老齢基礎年金と同様)だが、繰上げ受給(60歳から64歳のうちに年金の受け取りを開始すること)や繰下げ受給(66歳から70歳までに年金の受け取りを開始すること)もできます。

加給年金

加給年金とは、年金の家族手当のようなもので、厚生年金の加入期間が20年以上の人に、配偶者(65歳未満)または子供(18歳に到達した直後の3月31日まで)がいる場合、65歳以降の老齢厚生年金(または特別支給の定額部分)の支給開始時から支給される年金のことを言います。

振替加算

上記の加給年金は、配偶者が65歳に到達すると停止し、その代わりに配偶者の生年月日に応じた金額が配偶者の老齢基礎年金に加算されます。

在職老齢年金

在職老齢年金とは、60歳以降も企業で働く場合の老齢厚生年金のことを言い、60歳以降に会社などから受け取る給与等の金額に応じて老齢厚生年金の額が減額されます。

減額される年金額は年齢によって異なります。

離婚時の年金分割制度

2007年4月以降に離婚した場合、夫婦間の合意により、婚姻期間中の厚生年金を分割することができます。

分割割合は夫婦で決めることができます。上限は2分の1となります。

また、2008年5月以降に離婚した場合、夫婦間の合意がなくても2008年4月以降の第3号被保険者期間について、第2号被保険者の厚生年金の2分の1を分割することができます。

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